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アイソレーションタンクと聴覚|静かな環境で音の刺激を減らす理由

3 時間前
読了時間: 4分

「フロートスパとは?」でも紹介しているアイソレーションタンクの特徴のひとつに、聴覚から受ける刺激をできるだけ減らすことがあります。


以前の記事「アイソレーションタンクと視覚|暗闇で視覚刺激を減らす理由」では、私たちが普段、意識していなくても視覚からさまざまな情報を受け取っていることを紹介しました。そして、それは聴覚も同じです。


では、周囲から入ってくる音を減らすことには、どのような意味があるのでしょうか。今回は、アイソレーションタンクと聴覚の関係について掘り下げていきます。


寝ている間も音は入っている?

眠っているときは、周りの音が聞こえていないように感じることがあります。しかし、睡眠中でも外から入ってくる音への脳の反応が完全になくなるわけではありません。


2000年に『Neuron』※1に掲載された研究では、睡眠中の人に音を聞かせ、脳の反応を調べました。


その結果、起きているときだけでなく、NREM(ノンレム)睡眠中にも、音に対する反応が聴覚に関係する脳の領域などで確認されました。一方で、一部の脳領域では起きているときよりも反応が弱くなっており、睡眠中は音の処理のされ方が変化していることも示されています。つまり、眠っている間も脳は周囲の音を完全に遮断しているわけではなく、外から入ってくる音への反応は残っています。


静かな環境は、身体にどう影響する?

では、周囲から入ってくる音が少ない静かな環境では、身体にどのような違いがみられるのでしょうか。


『Indoor Air』※2に掲載された研究では、59人の参加者を「会話が聞こえる環境」「ノイズが聞こえる環境」「静かな環境」の3つに分け、集中力を必要とする作業を行っているときの身体の反応などを比較しました。


会話とノイズの環境は約65dB、静かな環境は約35dBに設定され、ストレスに関係するホルモンであるコルチゾールやノルアドレナリン、心拍変動、血圧などが測定されました。


その結果、会話が聞こえる環境とノイズが聞こえる環境では、静かな環境と比べてコルチゾールが高くなりました。また、会話が聞こえる環境では、静かな環境やノイズ環境と比べて、作業負担が大きくなるなどの違いもみられました。


この研究から、周囲の音の種類や大きさによって、身体や心理的なストレス反応に違いが生じることが示されています。



アイソレーションタンクでは、どのように音の刺激を減らしている?

アイソレーションタンクでは、外部から入ってくる音をできるだけ少なくするため、タンクの中と外を隔てた空間でフローティングを行います。


一般的な生活環境では、静かな場所にいても、人の話し声や車の走行音、空調の音など、さまざまな音が聞こえてきます。タンクの中では、こうした外部からの音が入りにくい環境をつくることで、聴覚への刺激をできるだけ減らしています。


COCORODOで使用しているタンクも、蓋を閉じることで外部からの音が入りにくい空間になります。


アイソレーションタンクと聴覚|静かな環境で音の刺激を減らす理由|まとめ

私たちは普段、意識しているかどうかにかかわらず、周囲のさまざまな音に囲まれて生活しています。眠っている間でも、外から入ってくる音に対する脳の反応が完全になくなるわけではありません。


また、今回紹介した研究では、会話やノイズのある環境と静かな環境を比較したときに、身体や心理的なストレス反応に違いがみられることも報告されています。


アイソレーションタンクで静かな環境をつくる理由は、単に「何も聞こえなくする」ためではありません。普段絶えず入ってくる外部からの音刺激そのものをできるだけ減らすためです。これは、視覚や触覚などと同じように、外部から受ける刺激をできるだけ少なくするFlotation-RESTの環境をつくるためのひとつの要素です。


東京|FLOAT SPA COCORODO


東京フロートスパ (アイソレーションタンク,フローティングタンク)COCORODO

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